2000.12.16〜12.18 和歌山勝浦温泉・川湯温泉巡り
  2000.12.16

 岐阜の喫茶ムックで、朝食を食べ9時に出発。久しぶりの遠距離旅行である (^-^)/

10時20分に、桑名東ICに入る。途中たいした渋滞もなく、伊勢自動車道勢和多気ICを降り、国道42号線を勝浦方面に走る。

 1時、昼食は、熊野駅前の「めはりや」へ行く。ここで、めはりと豚汁、串かつの盛り合わせを食べる。
めはりや入り口
めはりや 入り口
めはりと豚汁
めはりと豚汁
本当は、めはりは、3個だけれど、
ボリュームがあるので2個にしてもらった

 めはりとは、醤油で漬込んだ高菜でにぎり飯を包んだもの。大きいので食べるときに、大きく口が開き、自然と目をみはってしまうことから、この名がついたそうだ。

 2時前に「めはりや」を出発し、さらに国道42号線を南下する。

 旅館に入るには、まだ早いので勝浦を通り過ぎて、串本の橋杭岩に立ち寄った。ここは、大小40余りの変わった形をした岩が、ずらっとならぶ不思議な光景である。
 ここで、どら&ともの記念写真をパチリ!

橋杭岩*橋杭岩
  地震で噴出した岩脈が、長い年月波に洗われて できたもので、伝説では、この岩は弘法大師の作なのだとか。
 大師と天の邪鬼が一夜のうちに串本から大島へ 橋をかける賭けをした。大師は次々に大きな岩を 海中に沈め橋杭にしたので、負けると焦った天の邪鬼が朝を告げる鶏の鳴き声の真似をして大師の 手を止めた。だから今も”橋”は未完なのだそうだ。

  
 そこから、さらに南下し、4時過ぎに、潮岬灯台へ到着。

早速、中へ入場しようと行くが・・・なんと入場は4時まで! (T_T)・・・仕方なく入場は諦め、門の外から写真を撮る。
 灯台から少し走り、潮岬観光タワー前へ行き、本州最南端の碑の前でまたも記念撮影。そして海に沈む夕日を撮影した。
 夕日の茜色がとても美しかった・・・
                     
本州最南端の碑
本州最南端の碑
夕日
潮岬の夕日
潮岬灯台

 今日の宿泊地、勝浦温泉の「越之湯」へ向う。しかし途中、事故渋滞があり、なかなか車が進まず、結局「越之湯」へは、午後6時に到着する。
 早速、宿から専用船で渡る珍しい露天風呂「らくだの湯」へ行こうとするが・・・なんと船は、午後4時と5時の二回しか出ないことがわかり断念 (T_T)  明日の夕方4時前にもう一度「越之湯」へ戻ってきて、「らくだの湯」へ入ることに決定!
越之湯玄関
越之湯 玄関
越之湯入り口
越之湯 入り口
越之湯全景
越之湯 全景

 そうと決まれば、施設内の温泉へ直行(笑)
 ここのお湯は、無色で、ほのかな匂いのする硫黄泉であるが、とっても柔らかい。・・・どら&とも気にいる。
 大露天風呂は、南国ムードいっぱいの造りである。

露天風呂・・・南国ムード満点
南国ムード満点の露天風呂
夕食

 夕食は海の幸が中心

 7時過ぎに夕食を食べる。やはり海の幸が中心の料理であり美味しく食べた。ともはビール、どらは冷酒を飲む。

 夕食を食べながら、1月に予定している広島の温泉巡りのコースについていろいろ話し合う。
限られた時間の中であちらこちら、行きたい所があり、悩んでしまう(笑)

 明日は、朝食前に、貸切露天風呂に入ることにしたので、どら&とも、早く眠る (__)。。ooOZZZZ


 2000.12.17
 
貸切露天風呂目を覚ますと、外はあいにくの雨 (T_T)
朝7時から、貸切露天風呂へ行く。結構大きな露天風呂で景色も良く、40分くらいお湯に入ったり、出たりしていた。
朝から露天風呂に入れるなんで・・・う〜ん極楽、極楽(笑)

 8時から朝食を食べ、出発する。フロントに、午後4時の「らくだの湯」へ行く専用船の予約の確認をしたが、「今日の天候(雨)だと、船が出るかどうかわからない」と言われる。
午後3時過ぎに、電話で確認することにする。

 午前9時に、「越之湯」を出て、最初の目的地「那智の滝」に9時20分に到着する。
傘をさしての移動だったが、真下から見る滝には圧倒された。
途中「延命長寿の水」があり、どら&とも飲む・・・これで長生きできるかな?(笑)
那智の滝 那智御滝水

那智の滝 と那智御滝水

 那智の滝を後にして、次にお菓子処「那智ねぼけ堂」へ行く。
ここでは、いろいろなお土産が売っていて、奥にはお菓子製造ラインがありガラス越しにお菓子が作られる様子を見学することができる。
 ここの喫茶で、ちょっと休憩・・・

 いったん三重の熊野まで戻り、「鬼ヶ城」へ行く。ここには、鬼の顔の形をした岩があり、とも写真を撮る。ずっと散歩コースが続くが途中までで引き返す。

鬼の顔に見えるよ!
鬼が口を開いているように見える
散歩コース
ずっと続く散歩コース

 ここのお土産屋で、一回300円のくじを引く(空クジなし)
ともは、帽子、どらは小銭入れを当てる。(「同じ小銭入れを100円ショップで見た」とどらは、言っていた)

獅子岩
 11時50分に「鬼ヶ城」を出発する。途中、獅子の顔の形の岩「獅子岩」を見つけ、とも思わず車を止めて、写真をパチリ!


 獅子の形に見えるよ
 さんま姿寿司
 12時10分に、うどんや「こいし亭」へ到着。ここで、どらは味噌煮込みうどん、ともは、えび天うどんを食べる。そしてこのあたりの名物「さんまの姿寿司」も食べる。
 さんまを酢でしめて、まるまる一匹、寿司飯の上にのせたもので、イメージ的にはサバ寿司に似ているかな?

 さんまの姿寿司

 再び、勝浦へ向けて出発し、1時35分に船着場へ到着。ここから「ホテル浦島」の専用船に乗り、浦島へ向う。
約5分で「ホテル浦島」へ着く。
浦島の専用船
ホテル浦島へ行く専用船

ホテル浦島入り口

 早速、ここで一番有名な洞窟温泉「忘帰洞」へ入る。洞窟内から、海を望むことができ、まさに絶景!!硫黄泉ではないが硫黄の臭いがきつかった。でも、お湯は柔らかい。
 とも、この風景を写真に撮るが・・・雨の悪天候のため、綺麗に写らず(T_T)
忘帰洞から海を望む
忘帰洞から海を望む
滝の湯に隣接した露天風呂
滝の湯に隣接した露天風呂

 次に「滝の湯」に入る。ここは内湯であるが、中から露天風呂(樽風呂?)に入ることができる。誰もいなかったので、写真を撮る。

 午後2時40分の専用船で、戻る。
ここで「越之湯」に電話を入れて、「らくだの湯」への専用船が出るか確認したが・・・・やはり雨のため欠航・・・ということで、諦める。

 今日の宿泊地「川湯温泉」へ向けて車を走らす。途中、どらが温泉を見つけて寄り道・・・「高田グリーンランド雲取温泉」へ行く。
 グリーンランド高田 雲取温泉

 ここには、薬草温泉があり、とても温まった。また内湯・露天風呂があり、お湯は乳白色で柔らかい。・・・雨が降っていたので、露天は、すげ傘をかぶって入った。

 グリーンランド高田 雲取温泉

 午後4時20分川湯温泉「山水館」へ到着。

 食事前にまず、温泉巡り(笑)・・・まずここの露天風呂へ直行!
川原のすぐそばにある露天風呂は、混浴であるが、なんの囲いもなくとっても開放的。
女性には専用の湯浴み着を貸してくれる。
 たまたま、どら&ともが入った時は、誰もおらず・・・また貸切露天風呂だった(笑)
 
 すでに日が暮れて真っ暗だったので、明日早朝、もう一度露天風呂に入ることにする。
大浴場は、とても大きく、タオル・バスタオルが置いてあり自由に使えるのがうれしい。
もちろん肝心のお湯も、とても柔らかく気持ちいい。
 
山水館全景

山水館全景
山水館の夕食
 夕食・・刺身が美味しかった

 午後6時に夕食。ここ川湯温泉は、山の中へ入ったところであるが、お刺身がとても美味しかった。(^o^) 
例によって、どら・・冷酒、とも・・ビールを飲む。

 食事が終わり、お腹が脹れてちょっと横になっているうちに、どら&とも寝てしまう(笑)

・・・とも、朝3時に目がさめて、旅行記を書いていないことに気づき、慌てて今書いている (^^ゞ


 2000.12.18

 朝、6時に目をさまし、外が明るくなるのを待って、昨夜入った露天風呂へ行く。
はやり、誰も入っていなくて、どら&ともの貸切り・・・デジカメで写真をとった。
 横を流れる川のせせらぎを聞きながら、まわりの山々を眺めて入る露天は最高!
山水館露天風呂
川のすぐそばにある露天風呂
露天風呂全景
ホテルの部屋から2つの
露天風呂が見える
う〜ん、いい気持ち

川のせせらぎを聞きながら、
入る露天は最高!

 露天風呂から上がり、そのまま朝食を食べに、ホテル内のレストランへ行く。
バイキング形式の朝食であったが、いろいろメニューがあり、満足!
 ふと、レストランの窓の外を見てビックリ!!・・・さっきまで、どら&ともが入っていた露天風呂が丸見え!・・なのだ。うぇ〜・・・大変なことをしてしまった。

 気を取り直して、朝9時に出発。同じ川湯温泉内の「仙人風呂」へ行き、写真をパチリ。
仙人風呂
仙人風呂
仙人風呂

*仙人風呂
 どこを掘っても温泉がわく大塔川を、流量の少ない冬の間だけ堰きとめて作る大露天風呂。一度に1000人が入れるほど大きいことからこの名がつけられた。プールのように広々としており、開放感も抜群。混浴で水着の着用OK。

 次に、すぐ隣の渡瀬温泉の「大露天風呂」へ行く。約10分で到着。
ここの温泉は、「近畿地方最大の露天風呂」を売り文句にしており、どれくらいの大きさなのか興味津々で入る。
 中には、内風呂に続いた、大きめな露天風呂があり、「それほど大きくないな」と思ったが、ふと見ると、「この奥にも露天風呂があります」の小さなふだを見つけ、奥へ行ってみた。
するとさらに露天風呂が3つあり、なるほど、これなら近畿最大かも・・と納得。
渡瀬温泉大露天風呂入り口
瀬温泉大露天風呂入り口
露天風呂

大露天風
奥にある露天風呂

奥の露天風呂

 内湯は、結構温度が高く、隣の女湯からどらの「あっちっち!」という、大きな声が聞こえてきた(笑)

 さらに隣の湯の峰温泉「公衆浴場」へ向かい、9時40分に到着。
 ここの温泉は、一般浴場・薬湯・つぼ湯があり、全部入ろうと、入場券を買おうとしたが、「つぼ湯に入ってから、どうするか決めたほうがいいよ」と言われ、まず「つぼ湯」へ入る。
 「つぼ湯」は、予約制で、大人2人が入れば満員という、小さな岩風呂である。
 早速、入ろうと、どらが足をつけたとたん、またまた「あっちっち!」・・・とっても熱い・・・
これでは、入れないということで、水を入れて温度を下げる。
湯の峰温泉公衆浴場
湯の峰温泉公衆浴場
つぼ湯
一生懸命、かき混ぜる
つぼ湯に入ったよ・・・あっちっち!

 熱いのを我慢してつぼ湯に入る
あっちっち〜

そして、お湯を混ぜる棒も置いてあったので、とも、一生懸命かき混ぜる。
 しかし、ほとんど温度が下がらない。仕方なく写真を撮る為に、とも我慢して「つぼ湯」に入る。
どらが写真をとり終わるか、終わらないかのうちに、とも「あっちっち」とつぼ湯から飛び出る(笑)・・・でも、ホントに熱かった。
どらは、その様子を見てお腹をかかえて大笑い・・・
 どらは、足をつけただけで、お湯の中には入らず。

 「つぼ湯」のすぐ隣にある「湯胸茶屋」で温泉コーヒーを飲む。ここは、公衆浴場の隣にある東光寺のご住職がやっており、湯の峰温泉についていろいろ聞いた。
湯胸茶屋
湯胸茶屋
東光寺
東光寺

 まず、一般浴場と、薬湯の違いであるが、一般浴場は、源泉を水で薄めたものであり、薬湯は、源泉を冷ました(薄めていない)ものであることを聞いた。
 そして先ほど入った「つぼ湯」は、源泉(90℃)が湧き出てきており、最初に入る人は、15分以上、水で薄めないと熱くって入れないことも、知った。
 たまたま、どら&ともは最初に「つぼ湯」に入ってしまったのだ。
 つぼ湯に漬けたところ(胸から下)は、いつまでもポカポカ温かかった。

 鬼瓦全景

 さて、再び国道42号線を北上し、尾鷲駅前の食事処「鬼瓦」に12時45分に着き、昼食を食べる。
 やはり、尾鷲なら海のもの・・・ということで、刺身定食を食べる。
刺身が新鮮であることは言うまでも無く、その量が多いことにビックリ・・・美味しかった\(~o~)/


 鬼瓦 全景
 牛乳風呂
 お腹も膨れたところで、次の目的地、三重県大内山村の「グリーンパーク大内山」へ行く。(現在は営業していません。2011.1.11)
ここは、お風呂に牛乳を混ぜた、牛乳風呂が有名なのだ。
 早速、牛乳風呂に入る。内湯は普通のお湯のお風呂であるが、外の露天風呂は、白色の牛乳風呂だった。
 混ぜる牛乳の割合は微々たるものなのだが、牛乳の匂い、なんとなくベタッとした感じがする。
・・・最後、シャワーでよく洗い流したよ。

 グリーンパーク大内山 牛乳風呂

 ここのレストランで、大内山牛乳を飲んだが、とても濃く、なんとなく甘く感じた。

 2時40分に出発し、一路岐阜へ向かった。
伊勢自動車、道勢和多気ICより高速に入り桑名東ICで下りた。
途中、たいした渋滞も無く、午後5時過ぎに到着。

 今回行った温泉は、どこも温泉お湯が、良く気持ちよく入浴できた。
変なすべすべ感やカルキ臭が、内湯でもしなかった。
 「らくだの湯」に入れなかったのは、残念だったが、それ以上にいろいろ楽しい経験ができたと思う。

 どら・・・今回ほど、楽しかった・面白かった旅行はなかったよ。。。
                                  
                                          (2000.12.18   とも記)

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