2000.8.14〜8.16 下呂・中房温泉巡り
 2000.8.14
 台風9号の影響もなく、晴天(「今日もとっても暑くなりそうな感じ」とも談)の中、
東海北陸道美濃ICに9時に乗る。
途中郡上八幡ICのあたりで、多少渋滞したが、高鷲ICを降りて「湯の平温泉」へ着く。
9時45分に着いたが、10時からの営業で、どうしようか迷うが、

湯の平温泉  どらが聞いてみたら「もう入ることができる」と言われ、 早速温泉に入る。
 標高が高いせいか、風がとっても涼しくて、露天風呂は、気持ち良かった。
  ここでも、温泉スタンドがあり、温泉を売っていたが、 ここは無料だった。

 再び高鷲ICへ戻り、東海北陸道に乗り、荘川ICをめざす。
荘川IC出口料金所で、渋滞し料金所を出るのに15分かかってしまった。
 IC直ぐ横の、ひだ荘川温泉「桜香の湯」へ入る。
ここは、小さな露天風呂のみの設備であるが(横に、温泉施設を建てている)、温泉はとても、肌にやさしく、どら&とも、気に入ってしまう。

(どら記)
 「桜香の湯」で、初老の婦人に声をかけられた。
話をすると、岐阜の鷺山から来た(実家がこちら)とのこと。
び〜くりしちゃった。

 
 11時20分、高山に向けて国道158号線を走る。
 12時20分、銀河高原ビールの飛騨高山工場へ行き、早速3種類の地ビール(缶)を購入する。

銀河高原ビール 工場内にあるレストランでは、銀河高原ビールが飲め、 バイキング形式で食事ができ、大勢の人で賑わっていたが、 まだまだ運転しなければならないので、泣く泣くあきらめる
 (う〜ん、残念・・とも談)
 
 さらに、高山市内へ向けて走ると、またまた『古里古里の国』の地ビールの看板を見つけて、思わずハンドルを右に切る。
(温泉巡りと地ビール…どっちがメインなんだろう?)
 古里古里の国の地ビールを買い、再び高山市内へ向かうが、このあたり(高山美術館)から道路が渋滞してしまい、全然進めなくなってしまう(T_T)
 高山市内で、高山ラーメンを食べる予定だったが、いつ渋滞から抜け出せるか、わからないので、あきらめて下呂へ向かう。
 2時頃かな〜、途中でお腹が空いたと、二人でポテトチップスを食べる。これが、昼食 ?
 リングトースト 


  途中の喫茶「緑の館」でコーヒーを飲み、『リングトースト』を食べる。
 リングトーストは、器状に焼いたパンの底に、ハチミツ・シナモンが ついていて、その器の中に、トーストサンドが入っている、 ちょっと変わったトーストである。

 

  萩原町から馬瀬川を渡り、馬瀬川温泉「美輝の湯」へ向かう。
  美輝の湯


  ここは露天風呂のみであるが、お湯は気持ち良く、景色も良くお薦め!
 (温泉施設は、「美輝の里」)

 3時半に美輝の湯を出発し、再び下呂をめざし、4時過ぎに下呂温泉「湯之島館」へ到着。

 ここには、『銀嶺泉』『不老泉』『七宝泉』『玉ノ井泉』の4つの家族風呂があり、早速入りに行く。
各お風呂は、少しずつ異なっており、『七宝泉』は気泡泉、『玉ノ井泉』は岩風呂である。
『玉ノ井泉』と『銀嶺泉』が空いていたので入る。ちょっと熱めのお湯だったが、家族で入るのには、ちょうど良い広さの湯船である。
 続いて、大浴場と露天風呂に入る。湯之島館は、下呂温泉街の山の中腹にあるので、大浴場・露天風呂からは下呂の町並みを望むことができる。
露天風呂は、とても風情のある造りでお湯の質も良かった。

 一通りの温泉に入り、食事をとる。
岩魚姿造り、飛騨牛の味しゃぶなど、上品な味付けの料理を楽しみ、とても満足!
(昨日は松阪牛で、今日は飛騨牛だ(^.^)…)
 部屋のお風呂も、天然温泉で、下呂の町並みを望むことができる。
二人で、何回も出たり入ったりした(*^_^*)
湯之島館玄関 湯之島館の夕食

 ちょうど、湯之島館では、8/14〜15の両日、午後8時より玄関前で、
盆踊りが行われていたので行ってみる。


  生ビール、かき氷、焼き物のサービスがあり、早速ともは、
 生ビールを飲む…(^.^)
 どらは、「郡上踊り・春駒」「炭坑節」などを、踊る。 
                   <10年ぶりに踊った…どら談>



<どら記>
 前に来た下呂温泉の旅館のときは、つるつるのお湯だったが、今回の湯の島館のお湯は、つるつる感がなく、仲居さんに聞けば、旅館の源泉によって、泉質が違うそうです。




 2000.8.15
 朝8時に湯之島館を出発し、昨日行った喫茶「緑の館」で、モーニングコーヒーを飲み、9時半にそこを出発。
 高山方面へ戻り、安房トンネルを超えて、白骨温泉へ向かう。

生どら
  途中のお土産センター「赤かぶの里」で、『生どら』
 (どら焼きの中に、アイスクリームが入っている)を見つけ、 どら喜んで買う。 (生のどら???)

 白骨温泉への道は、とても狭い山道を走り、対向車も結構あるので、苦労しながら「泡の湯旅館」に到着。ここは、混浴露天風呂が有名で、早速入る。
白く濁った、硫黄臭の強いお湯であるが、湯温は低めで、長い間つかる事ができた。
 お盆休みということもあり、多くの男女が露天風呂に入っていた。若いアベックも多かった。(._.)

<どら記> 
 硫黄臭を流そうと、内湯に入った。そこで、シャワーを使いたかったが混んでいたので、お湯に浸かりながら待っていると、おばあさんが、ある人のところに行ってその人がお湯を出しているのに、勝手にシャワーに切り替えて使って、そしてまたお湯のほうに切り替えて、知らん顔してその場を去った。その人は、けげんな顔をしていた。
今度は私がお湯を出しタオルを洗っているとていると、またそのおばあさんが来て、勝手にシャワーのほうに切り替えてシャワーを使い、また、知らん顔をして、お湯出しの方に切り替え行ってしまった(笑)


 午後1時に「泡の湯旅館」を出発して、途中「そま乃家」で、『手打ちそば』と『五平餅』を食べる。
手打ちそばは、細めのそばで、腰があった。

 松本方面へ向かうが、大渋滞でなかなか進むことができず、トンネル内で止まってしまった時には、排気ガスの臭いに閉口してしまった。

 なんとか、渋滞を抜け、松本〜豊科〜穂高町を走る。
写真のフイルムを撮りきってしまったので、穂高町のカメラ屋を探し、フィルムの現像をお願いする。
明日の朝、立ち寄って受け取る予定。…・どんな写真が撮れていることやら(*_*)

 その後は、穂高町の「中房温泉」へ向かう。
中房温泉手前10kmは、本当に狭い山道で、またまた苦労しながら登る。
途中、地元の軽トラが後ろから走ってきたが、さすがに早く、すぐに追いつかれてしまい、道路を譲り、ついていこうとしたが、今度は追いつけなくて、あっという間に視界から消えてしまった。
中房温泉玄関と、標高1462mに立つポスト
中房温泉玄関 標高1462mのポスト

 標高1462mの中房温泉に午後4時半ごろ到着。
荷物を部屋に運んでもらい、早速温泉巡り開始。
ここの温泉は、混浴でいろいろな外湯があるのが特徴。

 白滝の湯〜菩薩の湯〜温泉プール〜月見の湯〜山の神〜綿の湯〜むし風呂〜滝の湯の露天混浴風呂を回った。
しかし、どのお風呂も湯温が高く「あっちっち」という感じで『白滝の湯』『菩薩の湯』だけ入る。
それから、内湯混浴『不老泉』『御座の湯』に入る。
 
午後6時半から夕食を食べる。山菜・川魚が中心の料理だった。
イワナ骨酒を頼み飲んでみたが、焼き魚の香りがして、変わった味がした。
その後、中房温泉で作っている『冷酒・アルプス』を飲む。

 暫く休憩し、内湯の『岩風呂』『大浴場』に入る。どちらも基本的には混浴であるが、女性専用時間が設けられている。
 やはり湯温は、高めであるが外気が涼しいので、気持ちがよい。
『岩風呂』は風情もあり、とても気に入る。(岩風呂は、2回も入ってしまった(^.^)…)
 部屋に戻るが、どらは、骨酒・冷酒を飲みすぎたようで、ここでダウン(-_-;)
 明日は大丈夫だろうか???
                                
<どら記> 
 露天混浴風呂は、中年の夫婦と一緒だった。
内湯の混浴は、男性は入っているが、女性は入っていない。
そこに、バスタオルを巻いて、入っていった(^。^)
 ともと二人入っていると、男性たちは入って来るが、女性たちは入ってこない。
時間帯によっては、女性専門になるが、それ以外は混浴になっているから、
バスタオルを巻いて入れば・・・別に何ともないのにな〜!

                                


 2000.8.16
 朝食前に、家族風呂に入る。やはりお湯が熱かったので、水で薄めたが逆にぬるくなりすぎてしまった(-_-;)

 9時過ぎに、中房温泉を出発し、山道を降りる。途中、野生のサルを発見しビックリ!(道路を歩いていた!)
 昨日、中房温泉へ来る時から気になっていたのだが、ガソリンがほとんど無くなってしまい、とも、焦る・・・山道はまだ10km程あり、町へ出るまでガソリンスタンドは無いし・・・
 とも焦るが、どらは「どら、ハンドル握る人、とも、車押す人」と、笑っている。
そんな事態になったら、大変だ〜!?   なんとか穂高の町で給油できた。マフィンサンドとアイスコーヒー

  ティータイム 「ガルニ」でコーヒーと、マフィンサンドを食べる。
 手作りのマフィンは、ちょっと小さめだが素朴な味だった。
 
 昨日出した、写真を取りに写真屋へ行く。ここでまた、次のフイルムのプリントを頼み、新しいフイルムを買う。

 まず、道祖神の写真を撮りながら「大王わさび農場」へ行く。
わさび園を見学し、わさびソフトクリームを食べるが、わさびの味がせず、甘い。
(抹茶のソフトクリームみたい・・・どら談)

 わさび園の中に、水が吹き出しており、きれいな水の川になっている。
そこが、黒澤明の「夢」の撮影に使われたところ。

 次に、すぐ近くの等々力家庭園を訪れた。
ここで「穂高の道祖神案内」をもらう・・・いつかは120を越える道祖神を訪れてみたい。
 (サイクリングの人たちを、多く見かけた)
穂高の町のいたるところにある道祖神
道祖神 道祖神

 昼食には、まだ時間があると、地ビール安曇野へ向かうが、かなり松本方面へ戻ることがわかり、Uターン^^; 穂高ビールへ目的地を変更する。
途中、また写真屋へ立ちより、先ほど出した写真を取りに行く。
(ここの写真屋へは何回立ち寄ったんだろう ^^; )

 穂高ビールを買い、「ふくらい屋」でお昼を食べる為に向かう。
本店は、団体客専用になっており約200m程離れた支店へ入る。
 ここで、『さくらステーキ』『さくらのたたき』『煮イカのわさび合え』を食べる。
馬肉(さくら)というと、なんとなく独特の臭みがあるイメージがあるが、ここのは、とてもやわらかく、臭みもなくて、食べやすかった。
<生ビールの1ッパイが、美味しかったな〜!(^-^)>

 常念入り口
 
 やはり、安曇野へきたら、お蕎麦・・だということで、そば処「常念」へ行く。
 やはり皆同じことを考えるのか店内は満員。

 江戸末期の古民家を利用したお店で、蔵も開放(店内)されている。
 暫くすると、案内してもらい、『ざるそば』を食べた。


 




 お腹がいっぱいになり満足して、松本ICへと向かう。
途中「地ビール安曇野」へ立ちより地ビールを買う。
いったい今回の温泉めぐりでは、何種類の地ビールを買ったんだろう^^;
ビール飲む人・・・ともは喜ぶ(^-^)

 午後3時ごろに、長野自動車道、松本ICへ乗り、中央道を経て、岐阜羽島ICで降りる。
途中土岐あたりで流れが悪くなり、多少渋滞したが順調に走れた。

 高速を降りると、お腹がすいたので、どらお奨めのラーメン屋「旭第一ラーメン」でラーメンを食べる。ともはここのラーメンを初めて食べたが、お客が並ぶだけあって、美味しかった。


 今回は、泡の湯旅館・中房温泉など、混浴露天風呂が多かったが、慣れてしまえば、平気、平気^^; 
そして、温泉以外にも盆踊り・地ビール・お蕎麦などを楽しむことが出来た。

                                   <とも記>

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